当院では、令和3年10月より、出産時の痛みを麻酔によって和らげる「無痛分娩」を開始します。
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無痛分娩をご検討される方へ
産婦人科医師の診察の上、判断させて頂きます。
まずは産婦人科外来ご診察の際に、医師にご相談ください。
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無痛分娩の方法
当院では、「硬膜外麻酔」を用いた無痛分娩を行います。
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費用について
通常の分娩費用に加えて、一律 100,000円 となります。
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無痛分娩診療体制について
無痛分娩関係学会・団体連絡協議会「無痛分娩の診療体制に関する情報公開」について
下記掲載します。
→ 施設情報PDF
原則としてあらかじめ日程を決めて分娩誘発を行う計画分娩となります。当日は、誤嚥による肺炎の防止のため固形物の摂取は禁止(飲水は可能)となります。分娩台やベッドの上で横向きになっていただき、背中を丸くします。腰の部分を広く消毒し、皮膚に痛み止めの注射をしてから腰のあたりの背骨から専用の針で穿刺します。脊髄を包む硬膜の外側に細いチューブ(硬膜外カテーテル)を挿入し、そこから持続的に麻酔薬を注入することで痛みを和らげます。子宮収縮剤を用いて誘発分娩を開始後、陣痛が強くなってきたら硬膜外カテーテルから麻酔薬の投与を開始します。陣痛が5分間隔、子宮口が3~5㎝くらいに広がった頃が目安です。開始してから30~40分くらいで痛み止めの効果が出てきます。10人に一人くらいの頻度で、カテーテルの位置を調整したり、麻酔をやり直したりすることがあります。
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図3A
硬膜外鎮痛の管
図3B
硬膜外腔
硬膜
背骨
背骨
硬膜外鎮痛の管
脊髄くも膜下腔
神経
背中を丸めます。
自分のあごを胸に、膝をお腹につけるようにして、
お腹を引っ込めるイメージです。
(日本産科麻酔学会HPより引用)
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☆当院で無痛分娩を体験された方のご意見・ご感想を紹介します