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がん患者に対する相談支援体制についてこのページを印刷する - がん患者に対する相談支援体制について

 国立病院・療養所の再編成・合理化の基本方針の改定(平成11年3月19日)により、当院は専門医療施設として位置づけられ、がん、成育医療、内分泌・代謝及びエイズの機能を政策医療として行っています。また、5疾病5事業のうち、がん・脳卒中・急性心筋梗塞・糖尿病、救急医療・周産期医療・小児医療を行っています。がん診療の充実を図るために、消化器科、外科、婦人科、泌尿器科等が診断能力の向上と集学的治療及び終末期医療に重点的に取り組んでいます。

消化器内科

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 近隣医療機関に連携をお願いしつつ、広く消化器疾患の内科診療を行っています。消化管疾患については内視鏡による診断と治療および炎症性腸疾患の診療、肝疾患では慢性肝炎と肝癌の診断・治療を行っています。胆膵疾患に対する内視鏡的治療を積極的に行っていることも当科の特色の一つです。また、消化管出血や閉塞性黄疸ほか、緊急内視鏡処置が必要な病状についても対応しています。

外科

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 当院外科は東京都港区新橋にある東京慈恵会医科大学附属病院の関連施設であり、上級スタッフは大学病院で専門領域の診療を経験した医師で構成されています。最新の技術、知識をもって診療にあたります。高度な専門技術を要する疾患の手術に関しても、大学より医師を招聘し、可能な限り当院での自己完結型治療を目指しています。また、手術の術式・アプローチ法も従来の開腹手術から腹腔鏡下手術へ移行してきており、患者さんの体になるべく負担のかからない、優しい術式を多数取り入れております。
 埼玉西部地域の拠点病院として、診断・治療はもちろん、退院後の外来経過観察に至るまで責任をもって対応致します。また、専門分野のみならず、幅広い分野での診療ができるよう、地域密着型の医療を日々心がけております。

産婦人科(婦人科)

産婦人科(婦人科)を参照

 婦人科領域のがん治療を含め、子宮筋腫や卵巣のう腫、子宮脱、子宮内膜症、性感染症などの婦人科疾患を幅広く取り扱っていますが、婦人科腫瘍、細胞診精査、子宮脱・尿失禁についてはそれぞれの専門的な外来(特殊外来)を設置して専門的な診療を実施しています。

泌尿器科

泌尿器科を参照

 埼玉県西部地区における中核病院の一つとして、泌尿器科疾患全般について広く診療を行っております。再診の時間予約制を導入しています。
 腎臓、膀胱などの尿路系疾患や前立腺、精巣、陰茎などの男性性器疾患および副腎などの内分泌臓器を対象として診療を行っています。


  1. 前立腺癌、腎癌、膀胱癌などの泌尿器科癌の診断と治療
  2. 腎癌・腎盂癌・尿管癌においては病期により腹腔鏡手術も行います、化学療法も行っております。
  3. 副腎腫瘍に対する腹腔鏡手術
  4. 前立腺肥大症に対する薬物療法や内視鏡手術
  5. 尿路結石に対する体外衝撃波破砕術(ESWL)、内視鏡手術

 泌尿器科内においてもより専門的な治療が必要と思われる分野につきましては、関東圏内の適切な施設にご紹介させて頂いております。診療だけではなく相談も受け付けておりますので、どこを受診したら良いのかお悩みの方もお気軽に受診して頂ければと思います。
 なお、火曜日につきましては手術日のため外来を休診とさせて頂いております。
 初診の受付は、月・水・木の午前11時までにお願いします。

がん化学療法レジメン一覧の公開

がん化学療法レジメン一覧の公開を参照

 当院では、院内で治療に使われる全ての注射薬抗がん剤を薬剤部にて薬剤師が調製しています。 注射薬抗がん剤はがん治療において重要な役割を担っています。
 当院では院内のがん化学療法小委員会によって承認されたレジメン※に基づき、さらに抗がん剤使用届を確認し、患者さん個々の投与量・投与速度・投与方法等が適切であるかを複数の薬剤師が確認し、正確に調製し、患者さんが安全に治療が行えるよう努めています。


レジメンとは?  抗がん剤や併用薬(補液、制吐剤など)の投与量、投与方法,投与間隔、投与期間を時系列で示した治療計画書のことです。

緩和ケアチーム

 「緩和ケア」は“がん”と診断されたときから行う、身体的・精神的な苦痛をやわらげるためのケアです。患者さんだけでなく、一緒にがんと闘っているご家族も受けることができます。当院では、認定看護師、薬剤師、心理療法士、栄養士などの専門スタッフはじめ主治医、看護師が連携し、患者さんとご家族を支援します。 どんな小さなことでもご相談ください

通院治療センター

 治療過程において出現するさまざまな問題に対して専門的な知識や技術を提供しています。


通院治療センターに勤務するがん化学療法看護認定看護師を参照

地域医療連携室

地域医療連携室を参照

 医療の専門・高度化や医療法の改正によって、医療の効率を高めるように医療機関の機能分化が要求されており、一つの医療機関だけで完結する病院完結型医療から地域の医療担当者が、医療連携によって患者さんの治療を分担する地域完結型医療を推し進めていく必要があります。
 地域医療連携室では、地域の病院や診療所の先生方との連携を円滑に行い、患者さんに切れ目のない医療を提供することができるようために日々励んでおります。

セカンドオピニオン

がん登録について

全国がん登録(国立研究開発法人国立がん研究センターのサイトに移動します)を参照

 「全国がん登録」とは、日本でがんと診断されたすべての人のデータを、国で1つにまとめて集計・分析・管理する新しい仕組みです。この制度は2016年1月に始まりました。 「全国がん登録」制度により、居住地域にかかわらず全国どこの医療機関で診断を受けても、がんと診断された人のデータは都道府県に設置された「がん登録室」を通じて集められ、国のデータベースで一元管理されています。

院内がん登録

院内がん登録(国立研究開発法人国立がん研究センターのサイトに移動します)を参照

 院内がん登録は、国が指定するがん診療連携拠点病院等を中心に、全国約850病院で行われているもので、各施設でがんの診療を行ったすべての患者さんのデータを全国共通のルールに従って登録するものです。登録するデータは、がんの部位や進行の程度、診断の方法、治療の方法とその結果などの99項目です。氏名、住所、生年月日なども集められますが、施設の外に出す際には、匿名化されます。院内がん登録を行っている病院では、登録した院内がん登録データを用いて、がんの診療状況の評価等を行ったり、情報を公表したりします。また、登録データは、国立がん研究センターに提出します。

その他病院指標

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