学校沿革
学校の特長
埼玉県の南西、所沢市にあり東京都に隣接した緑の多い環境に恵まれた狭山丘陵に位置し、西武池袋線の沿線にあります。昭和49年4月保健師助産師看護師学校養成所指定規則に基づき設立されました。
母体病院である西埼玉中央病院は、病床350床の総合病院として、埼玉県南西部における医療の中心的役割を担っており、看護基礎教育の中心である看護学実習の大半を母体病院で実施できます。あわせて、埼玉県内の国立病院機構施設である埼玉病院、東埼玉病院からも多くの協力をいただいており、学校運営には安定性があります。
平成12年より、男性も入学可能となり年々男子学生の割合が増加しています。また、平成15年より社会人入学制度も導入し、幅広い年齢層の学生達が互いに刺激し合いながら学んでいます。1学年40名と小規模校なので、学生一人一人の「顔」がみえる距離で学習面・生活面の指導ができることがメリットと考えています。
国家試験の合格率は、97%~100%と全国の国家試験合格率を毎年上回っています。 「質の高い看護実践者の育成」を目指しています。
卒業生の多くは、独立行政法人国立病院機構の病院に就職しています。
沿革
昭和49年4月 | 国立西埼玉中央病院附属高等看護学院として開設 (看護婦3年課程・入学定員50名) |
昭和50年4月 | 国立西埼玉中央病院附属看護学校に名称変更 |
昭和51年4月 | 学校教育法第82条第2項に規程する専修学校となる |
昭和59年4月 | 推薦入学試験制度導入による入学生を受け入れる |
平成2年4月 | 平成2年度入学生より、カリキュラム改正となる |
平成4年度 | 学校改修および増築(学校の全面的な改修・看護実習室・普通教室の拡充) |
平成5年度 | 学生寮(みずき寮)改修および増築 |
平成9年4月 | 平成9年度入学生(24回生)より、カリキュラム改正となる |
平成10年度 | 体育館の増築 |
平成11年度 | 在宅看護実習室の設置 |
平成12年4月 | 平成12年度入学生(27回生)より男子学生の入学を受け入れ |
平成15年度 | 社会人入学制度導入による入学試験実施 |
平成16年4月 | 独立行政法人国立西埼玉中央病院附属看護学校に名称変更 |
平成17年3月 | 学生寮(みずき寮)閉寮 |
平成17年4月 | 1学年定員40名に変更 |
平成17年9月 | 旧学生寮1階部分を演習室、学生相談室、更衣室に改修 |
平成19年1月 | 国立病院機構附属看護学校(関信ブロック)一斉入学試験実施 |
平成20年8月 | 新校舎建て替えのために、旧学生寮を取り壊し |
平成21年4月 | 平成21年入学生(36回生)より、カリキュラム改正となる。 |
平成22年7月 | 新校舎完成 |
令和4年4月 | 令和4年入学生(49回生)より、カリキュラム改正となる。 |
本校の課程、学科及び学生定員
1.課 程 | 看護専門課程・看護学科(三年課程) |
2.入学定員 | 入学定員40名・総定員120名 |
3.修業年限 | 3年 |
教育理念
本校は、独立行政法人国立病院機構及び社会に貢献しうる看護実践者を養成する教育機関です。国立病院機構は「患者の目線に立って懇切丁寧に質の高い医療を提供する」ことを理念とし、人間尊重を基盤に質の高い生活(QOL)を目指した医療・看護を実践しています。
この国立病院機構の理念の実現のため、本校では生命を尊重し、豊かな人間性と高い倫理観をもち、科学的な知識による判断に基づき主体的に行動できる看護実践者を育てます。また、医療の発展に対応できる生涯学習能力、研究的態度を育みます。
教育目的
看護師に必要な知識・技術・態度を教授し、独立行政法人国立病院機構及び社会貢献し得る有能な看護実践者を育成する。