代謝・内分泌内科
糖尿病・肥満は、生活習慣病の1つに挙げられ、日常生活のわずかなゆがみの積み重ねによって生じます。したがってその治療の基本は、食事・運動療法となる わけですが、糖尿病・肥満の患者さんの多くは、食べることが好きで、運動嫌いです。したがってサイエンスに基づいた医学の実戦のみではなかなか治療の継続 が容易ではありません。やはり‘わかっちゃいるけどやめられない’人間の弱さを前提にした治療、メンタルケアを加味した治療が不可欠と考えます。当院で は、‘浮き輪に頼らず、泳げない人が水と格闘しながら泳げるようになり、泳げる喜びが味わえる’ように、食べる楽しみを動かす喜びを患者さんが再発見し、日常生活のゆがみを修正できるようになることを目標にしています。
特色・専門領域
外来診療
スタッフ全員が外来診療に当たり、再診は予約体制として、個々の患者様に合った診療ができるように努力しております。主に糖尿病を中心にした代謝疾患に加え肥満外来も開設しています。さらに甲状腺疾患をはじめとする内分泌疾患も担当しています。
入院診療
糖尿病の入院指導に関しては、2週間の教育入院と1ヶ月前後の糖尿病治療入院の二段構えで臨み、医師・看護婦・薬剤師・栄養士・検査技師、理学療養士の各スタッフがそれぞれの担当分野について直接指導を行うほか、眼科医・皮膚科医などの協力を得て、糖尿病合併症についてのチェックを行うとともに良好な血糖コントロール が得られることを目標としています。加えて、糖尿病壊疽・糖尿病性神経障害などの治療にも積極的に取り組んでいます。
また、持続血糖測定器やインスリンポンプを用いた最新の治療にも取り組んでおります。
教育・研究
当科は、糖尿病学会認定教育指導病院として、糖尿病専門医、糖尿病療法士を育成できるように努力しております。また、当診療科は国の糖尿病・内分泌疾患の政策医療の推進施設でもあります。良い研究成果が得られれば、その成果について糖尿病学会や内分泌学会で発表するようにしております。
その他
外来・入院患者と家族を対象として「聴講自由」の形で毎月8回の糖尿病教室も行っています。
運動療法に関しては、基礎筋力の育成のためにエアロバイク 室を病棟内に用意しています。食事指導に関しても食事盛り付け指導やデジカメを用いた指導などIT導入も積極的に実施しています。
スタッフ
氏 名 | 資 格 | |
成宮
学 |
【資格】 |
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范
揚文 |
【資格】 |
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榮本
昭仁 |
【資格】 |
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菅沼
由佳 |