代謝・内分泌内科このページを印刷する - 代謝・内分泌内科

 糖尿病・肥満は、生活習慣病の1つに挙げられ、日常生活のわずかなゆがみの積み重ねによって生じます。したがってその治療の基本は、食事・運動療法となる わけですが、糖尿病・肥満の患者さんの多くは、食べることが好きで、運動嫌いです。したがってサイエンスに基づいた医学の実戦のみではなかなか治療の継続 が容易ではありません。やはり‘わかっちゃいるけどやめられない’人間の弱さを前提にした治療、メンタルケアを加味した治療が不可欠と考えます。当院で は、‘浮き輪に頼らず、泳げない人が水と格闘しながら泳げるようになり、泳げる喜びが味わえる’ように、食べる楽しみ、体を動かす喜びを患者さんが再発見 し、日常生活のゆがみを修正できるようになることを目標にしています。

特色・専門領域

外来診療

 スタッフ全員が外来診療に当たり、再診は予約体制として出来るだけ患者さんの待ち時間を少なくなるように努力しています。診療は主に糖尿病を中心にした代謝疾患に加え肥満外来も開設しています。さらに甲状腺疾患をはじめとする内分泌疾患も担当しています。

 また、当科は糖尿病患者の入院指導とともに病診連携にも力をいれ、4・1システム方式とよび、当科を退院後は自宅近隣の診療所に通い検査と投薬を受け、当 科には4ヶ月に1回受診し専門的な検査運動・食事指導などの実施と治療法の検討を行い、病院と診療所がそれぞれの持ち味を生かした有機的なつながりを目指 しています。

入院診療

入院診療

 糖尿病の入院指導に関しては、2週間の教育入院と1ヶ月前後の糖尿病治療入院の二段構えで臨み、医師・看護婦・薬剤師・栄養士・検査技師の各スタッフがそ れぞれの担当分野について直接指導を行うほか、眼科医・皮膚科医などの協力を得て、糖尿病合併症についてのチェックを行うとともに良好な血糖コントロール が得られることを目標としています。加えて、糖尿病壊疽・糖尿病性神経障害などの治療にも積極的に取り組んでいます。また、5・2システム方式とよぶ5日 を病院で、週末2日を外泊とし病院で学んだことを自宅の環境でいかに生かすかを体で学ぶようにするシステム方式を開発し、実践しています。

教育・研究

 当科は、糖尿病学会認定教育指導病院として、糖尿病専門医、糖尿病療法士の育成にもあたり、また国の糖尿病・内分泌疾患の政策医療の推進施設でもあり、その成果は、毎年、糖尿病学会などの関連学会に多数発表されています。

その他

糖尿病教室

 外来・入院患者と家族を対象として「聴講自由」の形で毎月8回の糖尿病教室も行っています。
 また、高度先進医療導入の一端として、人工膵臓の稼動をスタートさせ、インスリン感受性試験を実施、さらにサーモグラフィーを用いた下肢血流動態分析などを行っています。

血糖自己測定

 また血糖自己測定にコンピューターを用いた画像ソフトを取り入れ、IT導入により診療効果を高め、ペン型インスリン注射・CSIIによるインスリン強化療法も実施しています。

エアロバイク室

 運動療法に関しては、スタッフが患者とともにウォーキングを実施し、‘体で覚える運動療法’を指導しています。さらに基礎筋力の育成のためにエアロバイク 室を病棟内に用意しています。食事指導に関しても食事盛り付け指導やデジカメを用いた指導などIT導入も積極的に実施しています。

スタッフ

成宮 学 なりみや  まなぶ
名誉院長
◎資格
 日本糖尿病学会糖尿病専門医・指導医・評議員
 糖尿病教育資源共有機構理事
 病態栄養学会評議員
 産業医
 認定NSTコーディネーター
 日本内分泌学会代議員
 日本内科学会認定内科医・指導医
范 揚文 はん  あきふみ
(責任者)
代謝・内分泌内科部長
◎資格
 日本内科学会認定内科医
 日本糖尿病学会糖尿病専門医
鈴木 博史 すず  ひろふみ
代謝・内分泌内科副部長
◎資格
 総合内科専門医
 日本内科学会認定内科医
 日本糖尿病学会糖尿病専門医
 日本内分泌代謝科指導医
 日本内分泌代謝科専門医
菅沼 由佳 すがぬま 
医師
◎資格
 日本内科学会認定内科医
光吉 悦子 みつよし  えつ
非常勤医師
◎資格
 日本内科学会認定内科医