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小児科

 子どもは胎児から新生児、乳児、幼児、学童、思春期と日々成長し続け成人します。小児医療の大切な役割は、ご家族が安心してお子さまを育むことができるように支援することと考えております。
 急性期疾患が中心の小児一般外来・救急外来、幅広い専門外来、新生児集中治療、医療的ケア児の在宅診療支援等に力を入れながら、地域の医療機関、保健所、学校・保育所・幼稚園など多くの院外の機関とも連携して診療を行っております。お子さまのことで心配や不安なことがありましたら、ぜひ当院にご相談ください。

【受診にあたってのお願い】

 午前一般外来(発熱以外)の受付時間は8:30~11:00ですが、全身状態の不良な患者さん、紹介状(診療情報提供書)をお持ちの患者さん、再診の予約をお取りになっている患者さんの診察を優先しております。上記以外の予約のない患者さんについては、待ち時間が長く(時に2時間以上)なることがあります。
 11時以降の救急対応については、原則として紹介の方と救急車対応のみとさせていただいています。
 なお、初めて受診される方は紹介状(診療情報提供書)が必要です。紹介状なしで受診を希望される場合は、選定療養費 7,700円が別途必要になります。

【午前一般外来担当表】

  診察室5 診察室7 診察室8
月曜日     浅野
火曜日 瀧沢 本東 肥沼
水曜日     肥沼
木曜日 小穴 藤永 佐古
金曜日 瀧沢 持田  

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 発熱外来(予約制): 熱がある場合には、事前にご連絡ください。外来診察室・待合室は感染予防のためにカーテン隔離させていただいております。また、診察室にはエアーフィルターを設置しています。院内での感染防止にご協力いただいております。担当医師も感染防護具をつけさせていただきます。迅速検査としては、新型コロナウイルス、インフルエンザA/B、アデノウイルス、溶連菌、RSウイルス、マイコプラズマ、便ロタウイルス・アデノウイルス・ノロウイルス検査が可能です。

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【午後専門外来担当表】

  新生児
フォローアップ・1か月健診
腎臓 神経 アレルギー 内分泌
代謝
循環器
川崎病
月曜日 藤永 浅野(VCG)       小穴
火曜日 肥沼   瀧澤
(第2週)
持田    
水曜日     瀧沢 肥沼
飯倉
(第1, 3, 5週)
小澤
(第2週)
 
木曜日 藤永 浅野        
金曜日            

専門外来について

矢印ボタン下 腎臓(担当:浅野) 矢印ボタン下 神経外来(担当:瀧沢)
矢印ボタン下 アレルギー外来(担当:飯倉、肥沼、持田) 矢印ボタン下 内分泌外来(担当:小澤)
矢印ボタン下 循環器(担当:小穴) 矢印ボタン下 川崎病(担当:小穴)
矢印ボタン下 予防接種外来 矢印ボタン下 1ヵ月健診(担当:当番制)
矢印ボタン下 4か月健診・10か月健診 矢印ボタン下  

腎臓(担当:浅野)

 尿路感染症・各種腎炎・ネフローゼ症候群・先天性尿路異常・夜尿症等の診療を行っています。3歳児検尿、学校検尿などの検尿で血尿や蛋白尿を指摘された場合の精密検査も行っています。超音波検査、CT、MRI、DMSAシンチ、利尿レノグラム、排尿時膀胱尿道造影(VCUG)等の検査が可能です。当院で対応できない検査や治療(手術を含む)が必要な場合は、近隣の専門医療機関にご紹介させていただきます。

神経外来(担当:瀧沢)

 小児科の神経外来として、当院では主に、てんかん等におけるけいれん等の発作症状を起こす病気、慢性的な頭痛、発達の遅れ、といった御病気に対応しております。また、発達障害(自閉症、注意欠陥多動性障害等)については、基本的には診断のみにとどまり、実際の治療やカウンセリングは他の医療機関にお願いしております。

アレルギー外来(担当:飯倉、肥沼、持田)

 アレルギー外来では、乳児湿疹、アトピー性皮膚炎、食物アレルギー、ぜんそく、花粉症、アレルギー性鼻炎・結膜炎などアレルギーにかかわる病気の対応を行っております。
 治療については、花粉症、アレルギー性鼻炎に対する舌下免疫療法や、食物アレルギーに対する負荷試験、経口免疫療法を行っています。
 『湿疹が治りにくい』、『痒みがなかなか改善しない』、『咳が続くけど、ぜんそくなの?』、『食物アレルギーの検査をしてほしい』、『食べて治す治療は?』、『食物負荷試験をしてほしい』、『食物除去の書類を書いてほしい』など質問・要望があれば対応いたします。

内分泌外来(担当:小澤)

 主に低身長、思春期早発(遅発)、甲状腺疾患(バセドウ病など)、糖尿病、肥満症、副腎機能異常、下垂体機能低下症など検査・治療をおこなっています。負荷試験も入院になりますが、行うことは可能です。
 「身長が低い/身長の伸びが緩やか」、「小学校低学年なのに胸がふくらんできた(女児)/小学校高学年でひげ、声変わりしている(男児)」、「首の前あたりが腫れている」、「体重が増えない」、「体重増加が気になる」、「学校検尿で尿糖陽性になった」など何かお困りのことがあれば、気軽に連絡または御紹介下さい。
初診の際には、母子手帳、成長の記録がわかるものをご持参ください。

循環器(担当:小穴)

 生まれつきの心臓の病気(先天性心疾患)や学校健診などで指摘される心雑音や不整脈、川崎病の子どもたちの診療を担当しています。小児循環器分野は、医療技術の進歩により、超音波検査を中心に診断方法は飛躍的に改善しました。また、カテーテル治療や手術による治療成績は著しく向上しております。そのような治療が必要と判断した場合には、専門施設にご紹介させていただいております。

川崎病(担当:小穴)

 川崎病を発症されたあとは、心臓の血管(冠動脈)の異常が起きたかどうかを追跡することがとても大切です。主に心エコー(超音波診断装置)を用いて、異常の有無を調べます。発症されてから、1・3・6・12ヵ月に受診していただき、診察・心電図・心エコーを行います。その後は発症後5年後か小学校入学時に受診ください。さらにその後は、小学校高学年、中学校、高等学校の時に受診ください。メディカルチェックとして、運動負荷心電図という方法で、運動時の心臓の検査も行います。忘れずに受診くださいね。

予防接種外来

 シナジス(RSウイルス感染予防)の予防接種を行っています。シナジス以外の予防接種を希望される方は、当院主治医にご相談ください。

1ヵ月健診(担当:当番制)

 主に当院で出生したお子さまの1ヵ月時の健康状態、発育の具合等を確認します。問題が生じた場合には、説明の上、検査、診断等を行います。また、他の施設で出生されたお子様の健診も受け付けておりますので、ご連絡を頂ければ対応させて頂きます。

4か月健診・10か月健診

 4か月・10か月健診については、個別対応となります。当院での健診を希望される方は、当院主治医にご相談ください。

【小児病棟診療】

5階病棟へ

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 入院での検査や治療が必要な場合は、5階病棟に入院となります。肺炎・気管支炎・気管支喘息発作・胃腸炎・尿路感染症・熱性けいれん・川崎病・蜂窩織炎・腎炎・ネフローゼ症候群・IgA血管炎などで入院される方が多いです。院内感染対策のため、面会や付き添いについて制限を設けさせていただいています。院内感染防止のため、ご協力をお願いいたします。

【周産期母子医療センター:新生児医療】

2階病棟へ

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 新生児集中治療室(NICU)では、保育器・経管栄養・輸液管理に加え、人工呼吸器管理が必要な新生児の集中治療を行っています。32週以上の新生児、および34週以上の2絨毛膜2羊膜双胎新生児を受け入れています。そして、赤ちゃんの状態が安定した後は、新生児回復室(GCU)に移って、退院に向けた準備を行います。1か月健診、新生児フォローアップ外来等の退院後の支援も行っております。

【夜間・休日診療について】


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 夜間・休日の小児の救急診療に関しては、地域医療機関からのご紹介や救急車搬送を優先させていただいているため、ご連絡いただいてもすぐに対応できない場合や一次救急(所沢市市民医療センターや休日診療当番医等)をご紹介させていただくことがあります。

 夜間は、主に紹介、救急車の対応を行っています。受診希望の方はまず


・埼玉県救急医療情報センター(電話 04-8824-4199)
・所沢消防署 (電話 04-2922-9292)
・入間消防署 (電話 04-2962-7255)

までお問い合わせ下さい。

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急診察室1 小児診察室

スタッフ紹介

藤永 英志
 

ふじなが  ひで
新生児科医長

小穴 慎二
 

あな  しん
(責任者)
成育部長
小児科部長

瀧沢 裕司
 

たきざわ  ゆう
小児科副部長

浅野 貴子
 

あさ  たか
医長

飯倉 克人
 

いいくら  かつひと
医師

持田 純
 

もち  じゅん
医師

佐古 周平
 

  しゅうへい
医師

肥沼 淳一
 

こいぬま  じゅんいち
医師

  本東 美希
 

ほんとう 
医師

小澤 綾子
 

ざわ  あや
非常勤医師

 
氏 名 経歴・資格・専門
小穴 慎二  

あな  しん
(責任者)
成育部長

 

【経歴】
 昭和60年 千葉大学医学部卒業
 平成 5年 東京女子医科大学日本心臓血圧研究所
      循環器小児科
 平成 7年 米国アリゾナ大学
 平成 9年 千葉大学医学部小児科学教室 助手
 平成14年 船橋市立医療センター小児科 副部長
 平成20年 国立成育医療研究センター総合診療部 医長
【資格】
 日本小児科学会認定小児科専門医
 PALSインストラクター、NCPRプロバイダー
【専門】
 小児総合診療、小児救急診療、小児循環器

瀧沢 裕司  

たきざわ  ゆう
小児科副部長

 

【資格】
 医学博士
 日本小児科学会認定小児科専門医
 日本小児神経学会認定小児神経専門医

藤永 英志  

ふじなが  ひで
医長

 

【資格】
 医学博士
 日本小児科学会認定小児科専門医、日本小児科学会指導医
 日本周産期・新生児医学会専門医(新生児)
 日本周産期・新生児医学会専門医(新生児)指導医

浅野 貴子  

あさ  たか
医長

 

【資格】
 医学博士
 日本小児科学会認定小児科専門医
 日本腎臓学会腎臓専門医
 日本腎臓学会認定指導医

飯倉 克人  

いいくら  かつひと
医師

 

【資格】
 医学博士
 日本小児科学会認定小児科専門医
 日本アレルギー学会専門医

肥沼 淳一  

こいぬま  じゅんいち
医師

 

【資格】
 日本小児科学会認定小児科専門医

持田 純  

もち  じゅん
医師

 

【資格】
 日本小児科学会認定小児科専門医
 日本アレルギー学会専門医

佐古 周平  

  しゅうへい
医師

 

 

本東 美希  

ほんとう 
医師

 

 

小澤 綾子  

ざわ  あや
非常勤医師
(第2水曜日)

 

【資格】
 日本小児科学会認定小児科専門医
 日本小児科学会認定小児科指導医
 日本内分泌学会専門医(小児科)
 臨床研修指導医