腹腔鏡手術このページを印刷する - 腹腔鏡手術

良性疾患に対する腹腔鏡下手術(低侵襲手術)

 腹腔鏡下手術は、従来のお腹を切る手術(開腹手術)と異なり、お腹に数か所の小さな穴(5-12mm)を開けて、カメラでお腹の中を観察しながら行う手術です。
 当院では良性疾患に対しての手術療法は腹腔鏡下手術を第一選択としています。

腹腔鏡手術のメリット

  • 傷の痛みが少ない
  • 入院期間が短く、社会復帰が早い
  • 傷が小さいので美容面で優れている
  • 非常に細かい操作が可能になる

腹腔鏡手術のデメリット

  • 術者の習熟度によって腹腔鏡下手術の適応が変化する
  • 卵巣がんなど腹腔鏡下手術による治療が認められていない疾患がある

腹腔鏡下手術

適応疾患・手術

 

  • 子宮および卵巣の良性疾患(子宮筋腫、子宮腺筋症、卵巣のう腫、子宮内膜症等)
    ⇒腹腔鏡下子宮全摘術・卵巣のう腫切除術・附属器切除術、内膜症病巣除去術 等

     良性疾患に対する治療は、患者さんの症状改善および生活の質向上が最も重要と考えています。腹腔鏡下手術は患者さんの抱える婦人科の悩みを解決するのに適した手術ですので、お悩みの方は一度ご相談ください。