生理検査室

身体に測定器機を直接当てて心臓、脳、肺、神経などの活動状態を検査します。

不整脈や狭心症・心筋梗塞などの心臓の疾患を見つける検査です。心臓から出ている弱い電気信号をグラフにして見ます。手術前や入院時のスクリーニング、健康診断などでも検査が行われます。

ベルトコンベアの上を歩きながら心電図の電極と血圧計を付けて検査します。心臓に負荷を加えながら心電図の変化を見ます。

小さな心電計を携帯して、通常の生活をしながら２４時間の心電図を記録して解析します。動悸・息切れ・失神・胸痛・狭心症などの疾患に有効な検査です。

肺活量など、呼吸器機能の状態を見る検査です。

脳は全身へ命令を出している所で、脳の神経細胞は常に非常に微弱な電気が流れています。頭皮に電極を付けて脳から出ている電気信号を波形として記録したものが脳波検査です。この検査は意識障害やてんかん等の診断に有効です。

乳幼児は大人のような聴力検査ができません。そこで、ある一定の音を聞かせて脳波から出る信号をコンピュータ解析して難聴など聴力障害があるか調べるのが脳幹反応検査です。また脳幹障害の発見に有効な検査です。

手足の「しびれ」などの原因が末梢神経にあるかを検査します。特に糖尿病の患者さんは手足の末梢神経への障害が出やすいために検査を行います。