研究検査科このページを印刷する - 研究検査科

研究検査科の概要

 研究検査科のスタッフ構成は、臨床検査部長、研究検査科長、臨床検査技師長、副臨床検査技師長、主任技師5名、技師8名(非常勤1名)、技術員1名の計18名です。
臨床検査には、血液や尿などの体外に取り出して調べる検体検査と身体から得られた波形や画像を基に解析し生体の機能を調べる生体検査があります。
 検査科は、臨床検査における最新の知識と技術をもって患者さんの精度確保された検査結果を正確かつ迅速に報告し、24時間体制で診療を支援しています。また、医学研究として新しい治療法の開発・治療効果などに積極的に支援しています。
 各検査室では、高度な専門性を有する臨床検査技師が日々の検査における臨床検査の質の向上を目指しています。また、他職種との連携においてはチーム医療に参画することにより患者さんに最善な医療(検査)を提供しています。


研究検査科-生化学  研究検査科-超音波

 

精度管理

 臨床検査を行うにおいて一番重要なことは、「この検査結果は正しいのか?」と言うことです。検査結果の正確性や信頼性を保証するのが毎日行っている精度管理と呼ばれるものです。
 当検査室では毎日、標準物質を測定して検査値を管理しています。これは院内の検査室で行われる為に内部精度管理と呼びます。しかしこれだけでは他に施設と比べた時に不十分です。その為、日本医師会や日本臨床検査技師会が実施する精度管理があります。測定値が全国の病院施設と比較される事から、これらは外部精度管理と呼ばれます。当院はこれら全ての精度管理において、高成績を修めています。

研究検査科の取り組み

 医療技術は日進月歩です。最新最良の検査技術を提供するために、臨床検査技師もその知識と技術を絶えず高めていかねばなりません。そのため臨床検査技師は何らかの学会に所属して最新の技術や知識を得ています。また、各学会ではその知識と技術を認定する制度があります。今後、時代の要請に即した認定資格は更に重要性を増すものと考えられます。

 以下に示すのは当検査科の技師が取得している認定資格です。

各種認定資格取得状況

当検査科は、日本臨床細胞学会施設認定を取得しています。


2020.7月現在
認定資格 取得者数
細胞検査士 1
認定輸血検査技師 1
細胞治療認定管理師 1
超音波検査士 2
緊急臨床検査士 3
二級臨床検査士(血液) 1
二級臨床検査士(循環生理) 2
有機溶剤作業主任者 2
特定化学物質・四アルキル鉛等作業主任者 1
聴力検査講習 1

このような認定を取得することで患者さんに最良の検査技術を提供することを目指し、日々最新の情報を取り入れることに心掛けています。

スタッフ

河原 秀次郎 かわはら  ひでろう
臨床検査部長
【経歴】
 昭和63年 東京慈恵会医科大学卒
 平成 4年  東京慈恵会医科大学外科助教
 平成17年 東京慈恵会医科大学外科講師
 平成25年 東京慈恵会医科大学下部消化管外科准教授
 平成31年1月より現職
【おもな資格】
 日本外科学会専門医および指導医
 日本消化器外科学会専門医および指導医
 日本消化器外科学会癌外科治療認定医
 日本消化器病学会専門医および指導医
 日本消化管学会専門医および指導医
 日本大腸肛門病学会専門医および指導医
 日本腹部救急医学会腹部救急認定医および教育医
 日本消化器内視鏡学会専門医および指導医
 日本内視鏡外科学会技術認定医
 日本外科代謝栄養学会教育指導医
 日本外科代謝栄養学会認定nutrition support team (NST)
 日本外科感染症学会外科周術期感染管理認定医・教育指導医
 ICD制度協議会インフェクションコントロールドクター(ICD)
 日本医師会認定産業医
【おもな学会評議員】
 日本消化器病学会評議員
 日本大腸肛門病学会評議員、日本臨床外科学会評議員
 日本消化器内視鏡学会評議員、日本内視鏡外科学会評議員
 日本腹部救急医学会評議員、日本外科系連合学会評議員
 日本消化管学会評議員、小切開・鏡視外科学会評議員
 日本外科感染症学会評議員、日本外科代謝栄養学会評議員