中央採血室
内科外来の正面に外来中央採血室があります。採血室では、看護師と臨床検査技師が採血業務を行っています。
下の写真は、よく使われる採血管の一部です。この他にも数十種類もの採血管や検体の採取容器があります。なぜこんなにも沢山の採血管等があるのでしょうか? それは、臨床検査の項目が数千種にも及ぶからです。検査目的によって血液が固まらないような薬(抗凝固剤と言います)が入っているものや、逆に早く固めて血清(血液が固まった時の黄色い液体)を分離しなければならない事もあります。また、ウイルス検査や微生物検査用に滅菌された容器もあります。
採血する時、たくさんの採血管を見るとビックリするかもしれませんが、長い採血管でも6mL、短い採血管では1.6mLです。4~5本採血しても20mL位です。病気の診断や治療にはどうしても必要な検査ですのでご協力をお願いします。