糖尿病教室このページを印刷する - 糖尿病教室

 糖尿病教室では糖尿病の正しい知識を身に付け、合併症の予防に役立てて頂けるよう医師・看護師・薬剤師・臨床検査技師・理学療法士・栄養士がそれぞれの専門分野から詳しく説明しています。研究検査科からは「糖尿病と検査」というテーマで糖尿病療養指導士が詳しくご説明しています。生化学的検査から心電図や神経伝導速度などの生理学的検査などをお話します。

 糖尿病教室は患者さんだけでなく、ご家族の方はもちろん誰でも無料で参加できます。予約も不要です。糖尿病の正しい知識を家族全員で身に付けましょう。

グリコヘモグロビンA1c(HbA1c)

 赤血球中のヘモグロビン(Hb)にブドウ糖が結合したもので、赤血球の寿命が120日位であることからHbA1cは過去1~2カ月前の平均血糖値を反映します。それ故に糖尿病の経過を評価する良い指標となります。

空腹時血糖値

 10時間以上絶食した後の血糖値です。また、随時血糖値とは来院時に任意の条件下で測定された血糖の値です。

OGTT(経口ブドウ糖負荷試験)

 糖尿病の診断に用いられる検査法です。この検査では、75gのブドウ糖を飲み、飲む前と飲んだ後30分、60分、120分に採血して血糖値を測定し糖尿病の診断を行います。

インスリン

 インスリンは膵臓のランゲルハンス島と呼ばれる所から分泌されるホルモンで、血糖値を下げる働きをします。

末梢神経伝導検査

 運動神経(動きの悪さ・痩せなど)や知覚神経(感覚の鈍さ・しびれなど)の障害部位・障害程度を調べる検査です。